フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。 2025年7月訪問。
京都のNPO主催の祇園祭・宵々山のイベントで訪れたのは、 新町通りに佇む「ごはん処 矢尾定」。
明治42年創業、元々仕出し屋として長い歴史を持つ老舗が、 平成20年に定食屋としてオープンしたお店です。

京町家のお座敷で水から始まる祇園祭のお話
築80年の京町家を丁寧に再生した店内は、京都らしい風情がたっぷり。 今回は2階のお座敷で、まず祇園祭にまつわる水のお話を伺ってからの食事というプログラム。

祇園祭のことはほぼ調べずに来たのですが、 水が重要な役割をしていることがわかりました。 歴史的な背景がわかると、お祭りもグッと深みを増して楽しむことができますね。
元仕出し屋の丁寧なおばんざい
そして食事の時間。蓋を開けると美しく詰められた折詰が目からも楽しめます。
内容は、かやくご飯に炊き合わせ、八寸とシンプルな構成ですが、 一品一品に京都らしい上品な味付けが施されています。

元々仕出し屋だったというこちらのお店。
その技術が存分に活かされた、丁寧なおばんざいの数々は、 どれも優しい味わいで心がほっこりと温まります。
折詰のほかには、具だくさんのお味噌汁と、 デザートに抹茶の葛餅も付いてきました。
老舗の仕出しの味わい
元仕出し屋ならではの技術が存分に活かされた、丁寧な仕事が光る料理の数々。
今回のような特別なイベントでの仕出しはもちろん、 通常は日替わりランチが1,100円で楽しめるそうです。
店内は1階がカウンター&テーブル席、2階が座敷になっており、 様々なシーンで利用できるお店です。

まとめ
京都らしい上品な味付けのおばんざいを、 お手頃な価格で楽しめる「ごはん処 矢尾定」。
元仕出し屋ならではの丁寧な仕事が光る料理と、 京町家の落ち着いた雰囲気が魅力のお店です。
また京都を訪れた際には、ぜひ再訪したいと思います。
補足: 食事の後はもちろん町に繰り出して宵々山を体験。 現地の方のアテンドで、さまざまな山車とその由来などお聞きすることができました。 暗闇に浮かぶ山鉾の灯りが印象的でした。
