フードメディア・ディレクターの福田美佐子です。
西五反田に気になる酒屋の角打ちがあり、ランチの帰りに少し偵察に。お店をのぞいていたら、お店のおじさんが声をかけてくれたので、そのまま中に入ってみました。
入り口付近は立ち飲みエリア、全体的にDIYで作ったような手作り感があります。

ところどころに絵画なども飾ってあって、抜け感のあるエッジの効いた空間でもあり、五反田らしからぬ雰囲気。

奥には椅子席もあり、そちらは大理石のテーブルとどこかアンバランス。お店の方に聞いたら、こちらの店舗デザインはブルーボトルなどを手がける長坂常氏が手がけたとのこと。店主の桑原さんがデザイン系のお仕事もされているそうでそちらのご関係で実現されたようです。

店内には日本酒が常時150種類程度を販売しているそうで、そのうち40種類ほどが角打ちタイムで飲むことができるそう。角打ちタイムは17時からとのことで、夜の予約を入れて一旦仕事に戻りました。

そしてその日の夜に再び。早速、立ち飲みしている皆様が。昼と違って活気があります。

それにしてもこの冷蔵庫、圧巻ですね。ワインセラーのようでもありますが温度が日本酒用で3度くらいとのこと。昼に来た時にも思いましたが、有名酒蔵のなかなか見ることのないレアなお酒ばかり。これはかなりテンションが上がります。

ゆっくり飲みたかったので、椅子席も確保。この椅子、実はめちゃくちゃ座りこごちがいいです。

高鳴る胸を抑えつつ、まずは日本酒をチョイス。オープンしている日本酒は40種類ほどあり、量は30ml、60ml、180mlから選べます。一人で色々飲みたいので、まずは30mlで3種類ほどチョイス。
日本酒応援団”AGEO”純米大吟醸 260円 仙禽 オーガニック・ナチュール Un(アン)1 310円 酔独楽 純米吟醸 霧の塔 260円

3種のみ比べ。AGEOはフルーティでキレイ系で上品。仙禽Unは酸と骨格の感じとバナナの香りが印象的で、食事に合わせるとそのポテンシャルがグッと高まります。酔独楽はふくよかで喉越しも良く、いい感じの食中酒タイプ。

おつまみもいくつかいただきました。
「日替わり惣菜セット 450円」はかぼちゃのサラダ、ひじき、ゼンマイの煮物。
「ふろふき大根ゆず味噌 400円」は優しい大根と味噌にすっとゆずの香りが抜けていきます。

桑原さんがこれもいかがですか?といただいたお酒「七郎兵衛 特別純米 にごり酒」。まったりとした味わいですが、辛口で酸もありバランスがいい。

ちょこっと飲んで帰ろうと思ったのですが、もう少し飲みたくなり日本酒を物色。前半は軽めでもいいのですが、ある程度飲んだ後だとちょっとマニアックなものが飲みたくなります。冷酒だけでなくぬる燗もできるようなので、温度があげて美味しそうなものも。

百十郎 純米酒 つやつや 30ml 170円 WAKAZE FONIA TEA oriental WAKAZE ORBIA SOL →こちらは食後酒としてわがままを言って10mlほどいただきました。

百十郎は常温でいただきましたが、40度くらいのぬる燗でも良いかも。ミルキーさの中にしっかりとした味わいがあり、結構好きです。WAKAZE FONIA TEAはハーブティのような香りが強すぎてあまり好みではなかったです。逆にWAKAZE ORBIA SOLはワインのようなニュアンスで、とても好み。甘みはありますが、酸がしっかりとオーク樽熟成の香りが心地よいです。
アテは「こだわりのポテトサラダ 350円」。お漬物が入っていて、味のバランスがとても良い美味しいポテサラ。

殺風景な倉庫の中なのですが、ところどころにアートが飾ってあって、空間に癒しをもたらしてくれます。やはり五反田ではなく、清澄白河あたりにいるような感じがしますね。

酒屋のネットワークと経験でチョイスされた他ではなかなかみない日本酒の取り揃え、そしてアットホームなお店の皆さんと、ひとりで行ってもかなり楽しめました。日本酒もちょくちょく入れ替えるそうなので、もうここは通うしかないでしょう。定期的に日本酒を偵察にこれからもお伺いしたいと思います!
